MUSUME-Dojoji

振付・演出・出演:きたまり

2022年11月15日(火)19時- /16日(水)14時-


lonely woman{tane}

コンセプト:黒沢美香
ディレクション:きたまり

2022年11月16日(火)18:30-

『MUSUME-Dojoji』/『lonely woman{tane}』

 

日本の古典芸能・歌舞伎舞踊屈指ともいわれる大曲「娘道成寺」を現代的な身体感覚で大胆に踊る『MUSUME-Dojoji』
“立ったその場を動いてはならない”という制約の中、3人ずつ数組が横1列に並び交代で30分間のダンスを繰り返す伝説のダンス作品『lonely woman{tane}』
両作品共に北海道初上演!

『MUSUME-Dojoji』

2022年11月15日(火)19時-/16日(水)14時-

振付・演出・出演:きたまり 

共同制作:木ノ下歌舞伎 



『lonely woman{tane}』

2022年11月16日(水)18:30-

コンセプト:黒沢美香
ディレクション:きたまり

出演:岩本伊織、クリタチカコ、河野千晶、羊屋白玉、マユンキキ、茂呂剛伸、やまみちやえ、Yoshinori Kikuzawa、きたまり、Total Knock Out  Orchestra Pickup



会場

生活支援型文化施設コンカリーニョ

北海道札幌市西区八軒1条西1丁目ザ・タワープレイス1F(JR琴似駅直結)
Tel.011-615-4859 https://concarino.or.jp/

アクセス
▼新千歳空港駅より
「快速エアポート」手稲・小樽方面行き『琴似駅』下車。駅直結連絡通路ご利用にて徒歩3分。
▼札幌駅より
小樽、手稲方面(普通または快速)『琴似駅』下車。駅直結連絡通路ご利用にて徒歩3分。
▼地下鉄『琴似駅』より
東西線『琴似駅』下車。JR駅『琴似駅』方面へ徒歩12分。


チケット 

一般 前売3,500円 当日3,800円
2演目セット券(前売りのみ) 6,000円

ユース(25歳以下) 前売 2,500円 当日2,800円

高校生以下 前売・当日共に1,000円
(未就学児の入場はご遠慮ください)



【チケット発売日:10月15日(土)10:00より】

チケット予約

パスマーケット
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02fk8ej5q0n21.html

ローソンチケット〈Lコード18233〉
https://l-tike.com/order/?gLcode=18233

CoRichチケット!
https://ticket.corich.jp/apply/194664/



 

お問合せ
ダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI
[email protected]



文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業


協力:さっぽろアートステージ2022実行委員会、札幌劇場連絡会

主催:ダンスカンパニーKIKIKIKIKIKI

 『MUSUME-Dojoji』 


2022年 

11月15日(火)19:00
11月16日(水)14:00 

 *受付・開場は開演の30分前より/上演時間は約60分 

 

振付・演出・出演:きたまり 


共同制作:木ノ下歌舞伎 

 


「娘道成寺」は日本の有名な説話「安珍清姫伝説」を下敷きに舞踊化したものです。歌舞伎舞踊屈指の大曲で、恋の執念によって蛇体に変化してしまう女の物語。
初演から約270年間、数々の名優によって踊り継がれてきました。

この古典曲に、きたまりが独自の分析を重ねながら、身振りのもつ意味性を再構築し、伝統的な構造を踏まえた上で、現代的な身体感覚で大胆に振付け直したのが本作です。
2008年の初演以来、木ノ下歌舞伎のレパートリーとして4度の再演と海外招聘公演を重ねてきた作品ですが、2022年より、きたまり自身のレパートリー『MUSUME-Dojoji』として新たな進化を遂げます。

幼女から娘、成熟した女性、老女、執念によって蛇体へと変貌する異形まで、あらゆる〝おんな〟の姿をちりばめながら踊り抜きます。

 


『lonely woman{tane}』

2022年
11月16日(水)18:30開演 

 *受付・開場は開演の30分前より/上演時間は約90分


コンセプト:黒沢美香 
ディレクション:きたまり

出演:岩本伊織、クリタチカコ、河野千晶、羊屋白玉、マユンキキ、茂呂剛伸、やまみちやえ、Yoshinori Kikuzawa、きたまり、Total Knock Out  Orchestra Pickup

「lonely woman」は黒沢美香のダンス・プロジェクト「偶然の果実」(1990-2002)の中で生み出され、バニョレ国際振付賞第1回ジャパンプラットフォームにて国内最優秀賞を受賞、バニョレでのダンス・フェスティバルに日本代表として参加のため渡仏するも、 その即興性の強さのためにフェスティバルから上演を拒否されたという伝説を持つ作品です。
“立ったその場を動いてはならない”というルールのもと、3人ずつ数組のダンサーが交代で舞台に上がり、横1列に並び30分間のダンスを行います。
30分の時間は“ヒト時計”の登場によって知らされ、時間を知らされたダンサーは次のダンサーに交代します。これまで数多く上演されてきた本作の参加者は音楽家、美術家、詩人など多分野に及び、ダンス経験のない人たちも、それぞれの方法でダンスをつくりあげてきました。今回の公演では、きたまりのディレクションのもと、『lonely woman{tane}』として、道内外から集まった多様な出演者と共に上演に挑みます。

artist

きたまり/
KIKIKIKIKIKI

2003年結成。以後、振付家/きたまりの創作の場として京都を拠点に国内外で多くの作品の上演を行う。2018年よりクリエイションごとに流動的にメンバーを集うプロジェクトユニットに移行。2022年には、きたまりの引越しを機に、拠点を北海道にも増やす。

2016年より作曲家/グスタフ・マーラー全交響曲を振付するプロジェクト、2021年より劇作家/太田省吾の戯曲をダンス化するシリーズをはじめるなど、ダンスと他分野の表現を扱いながらジャンルを越境した多岐にわたる創作活動を展開している。

photo:Yoshikazu Inoue

黒沢美香
(
ダンサー/振付家)

1957年横浜生まれ、5歳から舞踊家の両親のもとでモダンダンスを習う。1982~85年NY滞在中、ジャドソン・グループの出来事に出会い、その痕跡を追いかける。帰国後は、黒沢美香&ダンサーズなどと名乗り、異なるジャンルのアーティスト達との共同作業、ソロダンス「薔薇の人」シリーズなど、ダンスを捉え直す試みの作品創作・上演を継続。舞踊コンクール他、受賞も多数。日本のコンテンポラリーダンス界のゴッドマザーとも称される。2016年死去。

岩本伊織
(ダンサー)

3歳よりクラシックバレエを、小学1年生よりストリートダンス(HIPHOP・JAZZ)を習い始める。

中学生からコンテンポラリーに興味持ち、今現在、道外の公演などにも参加。

平原慎太郎さんの紹介により、2021年7月 東京オリンピック開会式出演。

札幌を中心に、数々のコンテンポラリーに関わる公演に出演。

photo by yixtape

クリタチカコ(Studio80(OTTANTA)代表/時々踊る)


1985年より黒沢美香&ダンサーズに参加、「lonely woman」は誕生から経験する。

1995年東京大田区蒲田にオルタナティブスペース&BARスタジオ・オッタンタをオープン、様々なカルチャーに触れ、いろいろ知る。そこで即興による実験や探求、創作活動を続け、いまも旅の途中です。

河野千晶
(ダンサー・エンタメトレーナー/micelle)

 

札幌市出身。10歳よりStage Grand-Prixにてジャズダンスを始め様々なジャンルを学ぶ。2014年にコンタクト・インプロビゼーションユニットmicelleを結成、C.Iを軸に活動を展開。国内外のアーティストと公演活動を行う。近年はエンタメートレーナーとしてダンサー・俳優などの表現者へ向け、自分の心と体を理解し自由に動くための身体作りをサポートしている。令和元年度「札幌市民芸術祭奨励賞」受賞。

https://onl.tw/SzrArBt

micelle.jimdofree.com



photo:Yoshika Hakozaki 

羊屋白玉
(
『指輪ホテル』芸術監督、演出家、劇作家、俳優、ソーシャルワーカー)

          

「指輪ホテル」芸術監督。セプテンバーイレブンのさなか、ニューヨークと東京をブロードバンドで繋いだ作品を機に、国内外の芸術祭に招聘され、人や物や街などの看取りや喪失、目に見えない境界など、演劇を通して生成している。「アジア女性舞台芸術会議(亜女会)共同代表。 「北海道のアーティストの活動と労働環境を考える勉強会(HAUS)」メンバー。 コロナ席巻の頃より、札幌市ホームレス相談支援の現場にてソーシャルワーカーとして取り組む。 ニューズウィーク日本誌で「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれている。

写真:杉田協士  

マユンキキ
(アーティスト)

1982年生まれ。北海道出身・在住。アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」「アペトゥンペ」のメンバー。2021年よりソロ活動開始。音楽分野だけでなく国内外のアートフェスティバルに参加。アイヌ語講師、札幌国際芸術祭(SIAF)2017バンドメンバー(企画チーム)、SIAF 2020ではアイヌ文化コーディネーターをつとめる。現代におけるアイヌの存在を、あくまで個人としての観点から探求し、表現している。

茂呂剛伸
(ジャンベ太鼓・縄文太鼓演奏家)


自ら制作した土器の太鼓「縄文太鼓」をジャポニズムとアフリカンを融合した独自の演奏スタイルで独奏する太鼓演奏家。銀座での個展を初め、CDメジャーデビュー、2013年には60年に一度行われる出雲大社「平成の大遷宮」にて奉祝奉納演奏を行った。 

2017,2018,2019フランスパリにて、在フランス日本大使館主催にて縄文太鼓の個展や演奏会を毎年行う。

「縄文太鼓の演奏と制作」を通じ、北海道から世界に向けて北海道の縄文芸術や縄文文化の素晴らしさを発信する活動を行っている演奏家である

やまみちやえ

(作曲家・太棹三味線演奏家)

1995年生まれ。高知県出身。幼い頃より歌舞伎や文楽に親しみ、6歳より義太夫三味線を竹本弥乃太夫師に、10歳より邦楽囃子を田中佐幸、望月庸子両師に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学同学部音楽環境創造科卒業。公益財団法人クマ財団クリエイター奨学生。

義太夫節と邦楽囃子、コンテンポラリーダンスによるパフォーマンス作品の制作・上演を通して、古典を身近な物語として再発見する機会を提供する。外部作品への楽曲提供や他アーティストとの共同制作も積極的に行なう。

Yoshinori Kikuzawa  ( 踊る大工、舞道家、sola.srt-retreat代表)


カポエイラ、武術、格闘技の持つ、流れ•気•修行法で精神と肉体を探る。ストリートダンスや舞踏などの様々なテクニック、インスピレーション、記憶を身体表現で紡いでいく。2022年自然とアートで人を癒す場所として、sola.art-retreatを創立。主なprojectでは、2013年幼少期に習得した書道と舞を融合させ、 楽曲と感情の視覚化、空間インスターレーションを目的としたSHODO DANCEなどがある

www.uzusen.com

www.sola-art.com

Total Knock Out Orchestra Pickup


北海道を拠点に活動する11人編成のビッグバンド。リーダーの立花泰彦、小山彰太、奥野義典のトリオT.K.Oから派生し2019年から始動。ライブ活動だけではなく、コロナの影響を受けた北海道のライブハウスを支援する企画「STOP!TOTAL KNOCK OUT!」や投げ銭システムで話題を呼んだ1stアルバム「Total Knock Out Orchestra」の発表など多岐にわたる活動を行っている。今回『lonely woman{tane}』ではピックアップメンバーでの参加となる。